想像以上の再構成世界 マイク・ケリー展
ワタリウムのマイク・ケリー展『自由のための見世物小屋』へ。
マイク・ケリーといえはこちら、ソニック・ユースの「ダーティ」ジャケ。
記憶に残るCDジャケットです。
ぼくはポップ・カルチャーに関心があるが、それを賞賛しているわけじゃない。
たいていのポップ・カルチャーは嫌いなんだ。
つまり、ぼくたちは支配的な文化の影響を受けながら制作するほかないから、それを使って遊ぶのさ。分解して再構成するんだ。(マイク・ケリー)
《デイ・イズ・ダン》
今回のワタリウムでの展示では、デイ・イズ・ダンの作品を体感できます。
一枚のモノクロ写真が多重構造の作品に。
メッセージ、ストーリーが付与され言葉が語られ音が生まれリズムも加わり、写真が立体になる。しかも個々の作品が連動してて…この人のアタマのなかどうなってるのかなすげぇ!
個人的にはちんぴらのラップとか、チキンダンスの妙なグルーブとか耳にも強烈でした。
再構成された世界の規模のでかさに全然追いつけてないから、期間中のリピーターパスでまた行こうと思います。
あと、思春期に繰り返しみてた悪夢を思い出してしまったのでした(廃屋のデパートのエスカレーターで追いかけられる夢w)。
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